こんにちは、アスレティックトレーナーの黒澤です。 先週は、女子の国内ツアー第3戦、ヨコハマタイヤ
PRGRレディスが高知県土佐CCで行われました。優勝は韓国の申智愛(シン・ジエ)選手でしたが、これが日本ツアー初参戦ということで“びっくり”。それだけでなく、19歳ということでまたまた“びっくり”! しかし、申智愛選手は昨年の韓国国内女子ツアーの賞金女王ということで、なるほどと思いました。 それにしても、韓国人選手の層の厚さには、3度目の“びっくり”といったところではないでしょうか。 そして、横峰さくら選手は残念!! これからの日本選手の奮起に期待しましょう。
ところで今週は、ツアー競技者も悩ます「タコ」と「魚の目(うおのめ)」について取り上げたいと思います。 皆さんは、そもそもタコと魚の目がどのようなもので、どういう違いがあるかご存知ですか? まずは簡単に症状と原因をご説明し、また予防法と対処法についてアドバイスを送りたいと思います。
症状は皮膚の角質層が肥厚(ひこう)した状態で、どこからどこまでといった境界線がはっきりとしていなく、皮膚の感覚が鈍いものをいいます。また、痛みはそれほど感じません。
症状は皮膚の角質層の異常であり、正常な皮膚との境界がはっきりとしていて、タコの皮膚の表面が盛り上がってくるのとは違い、表皮の角質層が円形状となり、中心部に向かって肥厚増殖します。 特徴として、やや白色に変化し、中心部に硬い芯のようなものが見られます。また、刺激すると痛みを感じます。
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足の裏の変化や体重の増加により、一定の部位の皮膚への圧迫が強くなるため |
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足に合わない靴などによって、一定の部位に過度の圧迫が加わるため |
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スポーツなど激しい動きの中で、一定の部位に過度の圧迫が加わるため |
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靴は足にフィットしたものを選ぶ。 |
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角質層が厚いと接触する部位の圧力が強くなり、タコや魚の目ができやすくなるので、角質層の厚い部分は専用のヤスリなどで削る。 |
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スポーツ時、気になるようであれば、魚の目を保護するものを使用する。 |
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竹踏みや足趾(そくし)の運動で、足の裏を常に柔らかくしておく。 |
タコ・魚の目で悩んでる皆さん、まずはそれがタコなのか魚の目なのかを見極め、予防と対策を行ってください。
ただし、魚の目はあまり刺激しすぎると拡大することもありますので、専門の医師に相談することをおすすめします。 |