旭川イーグルゴルフセンター

旭川イーグルゴルフセンター


所在地:北海道旭川市
末広8条4丁目

TEL: 0166-53-4919
FAX: 0166-53-4939

打席数:55打席
距離:205ヤード
駐車場:90台


Home > コラム一覧 > 黒澤 洋治のコラム
毎週木曜日更新

第42回 足首ゆるんでいませんか?~対策のポイント2~

2008.4.17

こんにちは、アスレティックトレーナーの黒澤です。

先週は、米国男子の“マスターズ”、米国女子の“コロナ選手権”、国内女子の“スタジオアリス女子オープン”が行われました。
注目は当然マスターズでしたが、他も負けず劣らず内容の濃い大会のようでした。
それにしてもタイガーウッズ選手は残念! 追撃およばず2位、これで年間グランドスラムの偉業の夢が破れましたが、彼の最後まであきらめない精神はとても見習うところがありました。
私も連日朝の5時30分頃からテレビに釘付けとなり、選手の技術の素晴らしさに感動、また感動の連続でした。
中でも2日目、3日目のタイガーウッズ選手の18番、2日間とも林の中に打ち込み、そこからのリカバリー、解説者が思い描いたショットとはまったく違う球を打ち、ともにパーをセーブするところなど、いろいろなアイデアを持っていて、それを実際に演じてしまうタイガーにとても感心しました。
しかしそのタイガーの追撃に動揺することなく優勝したイメルマン選手に、今回は「おめでとう」と言いたい。
それにしても女子は、L.オチョア選手が強い!
これで3連勝、今年出場した5戦で4勝の成績、また優勝した内容が圧勝と、こちらは年間グランドスラムの夢が膨らむばかりです。
国内女子のスタジオアリス女子オープンでは、ベテラン斉藤裕子選手の3位タイの成績が光りました。
斉藤選手とは、昨年ゴルフの会場でお会いしましたが、その時も手をけがしており、いつも満身創痍で大会に臨んでいる姿を見て、是非がんばって欲しい選手と密かに応援しています。
今日から国内男子ツアーが開幕します。
今年も谷口徹選手と片山晋呉選手が中心のツアー競技になると思いますが、新しい風となる石川遼選手をはじめとする若い選手や、ジャンボ尾崎選手などベテランの技で、どのようなプレーを見せてくれるかすごく楽しみな一年です。
そういう期待を込めて、ツアー競技に参加するすべての選手にエールを贈りたいと思います。
今週は、足首ゆるんでいませんか?~対策のポイント2~として、からだのバランスをとりながら足首の強化をしていきましょう。
1. 片足で立って上げている足を前後左右に動かし、重心の位置を変えて体の
バランスをとり、足部と下腿部の筋力を強化しましょう。
    (1)
    (2)
上げている足を後へ動かし、
からだのバランスを保つ
上げている足を前へ動かし、
からだのバランスを保つ
    (3)
    (4)
上げている足をからだから離して、
からだのバランスを保つ
上げている足を支えている足と交差して、
からだのバランスを保つ
トレーニングとして30秒~1分間が目安になります。
2. バランスボールに座って足を動かし、からだのバランスをとりながら、足首の強化をしましょう。
重心が完全にバランスボールの上にあると足首の負担が少ないので、バランスボールに浅く座るようにして、バランスボールと足の間に重心が位置する感覚で行って下さい。
    (1)
    (2)
片足を少し上げて
からだのバランスを保つ
上げている足を真直ぐにして
からだのバランスを保つ
    (3)
    (4)
バランスボールに座った状態で、
両足で爪先立ちをする
バランスボールに座った状態で、
片足で爪先立ちをする
トレーニングとして(1)と(2)は、はじめ30秒ぐらいから行い、徐々に時間を長くしましょう。(3)がスムーズにできるようになったら、(4)を行ないましょう。
はじめは、5~10回を目安にセット数で量を調整して下さい。
3. 足の下が不安定な状態の上に立ち、からだのバランスをとりながら、足首の強化をしましょう。
    (1)
    (2)
バランスボードの上に両足で立って、
からだのバランスを保つ
バランスディスクの上に片足で立って、
からだのバランスを保つ
トレーニングとして、はじめは30秒ぐらいから行い、徐々に時間を長くして下さい。
皆さん、足首を強化するトレーニングを行って、しっかりとしたアドレスがとれるようにしましょう。それではがんばって下さい。
 
次回更新予定:2008年4月24日

第41回 足首ゆるんでいませんか?~対策のポイント1~ 2008.04.10
第40回 足首ゆるんでいませんか?~その原因は!~ 2008.04.03
第39回 タコと魚の違い? 2008.03.27
第38回 水胞(マメ)の処置方法 2008.03.20
第37回 マメはなぜできる? 2008.03.13
コラムTOPへ バックナンバーを見る


go to top