旭川イーグルゴルフセンター
所在地:北海道旭川市末広8条4丁目
TEL: 0166-53-4919 FAX: 0166-53-4939
打席数:55打席 距離:205ヤード 駐車場:90台
第17回 クーリングダウンで明日の疲労を少なくしよう!
2007.10.25
まずはクーリングダウンの目的です。
【目的1:クーリングダウンで疲労回復を促進させよう】
皆さんも乳酸という言葉を一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか?運動をするとエネルギーとしての糖が使われ、同時に乳酸が生成されます。その乳酸が蓄積すると中性に保たれているからだが酸性に傾き、筋肉の働きに影響を及ぼして、からだの動きが悪くなります。そうならないように、クーリングダウンをして乳酸の除去を早期に行い、疲労回復に努めましょう。
【目的2:クーリングダウンで柔軟性を回復させよう】
運動をすると乳酸などの疲労物質が溜まり、筋肉に影響を及ぼしますが、多くは筋肉が硬くなり、中には筋肉痛に発展する人もいます。また筋肉が硬くなることで、関節の動く範囲が制限されるようにもなります。そのような人は、ストレッチをゆっくりと行い、筋肉の柔軟性を取り戻し、また関節の可動範囲も運動をする前の状態に近づけていきましょう。
【目的3:クーリングダウンで体調を整えよう】
クーリングダウンを行うことで、からだの疲労や柔軟性の回復を早め、その日の体調を整えることができます。そうすることで慢性疲労の予防にもなり、翌日の仕事にも影響が少なく、次のゴルフのラウンドや練習にも意欲が沸いてきます。心理的な効果もばっちりです。
クーリングダウンは、からだの早期回復のために、運動後すぐに行うことが基本です。
次はクーリングダウンの方法です。
【ジョギング】
ゆっくりとジョギングすることで、からだに生成された疲労物質の除去を早める。
【整理体操】
全身の動きを滑らかにし、体調を整える。
【ストレッチ】
運動で生じた筋肉の柔軟性の低下や、関節可動域の制限を回復させる。
1)手首と前腕のストレッチ
手首の可動域と前腕の柔軟性の回復が目的
2)肩関節と肩甲骨周囲のストレッチ
肩関節と肩甲骨周囲の可動域と柔軟性の回復が目的
3)腰の回旋(180度)
腰の回旋の可動範囲や柔軟性の回復が目的
4)脚の裏側のストレッチ
股関節の可動域と脚の裏側の柔軟性の回復が目的
5)膝関節と大腿部前面のストレッチ(椅子を使用)
膝関節の可動域と大腿部前面の柔軟性の回復が目的
6)足首とふくらはぎのストレッチ(階段を使用)
足首の可動域とふくらはぎの柔軟性の回復が目的
7)足首と下腿前面のストレッチ
足首の可動域と下腿前面の柔軟性の回復が目的
8)足の裏のストレッチ(竹ふみやゴルフボールを使用)
足の裏の柔軟性の回復が目的
皆さんいかがでしょうか?クーリングダウンは、ウォーミングアップ同様とても大切なことがおわかり頂けたでしょうか。これからは是非ウォーミングアップとクーリングダウンを行って、次の日に疲れを残さず、ゴルフも仕事も意欲を持って取り組めるようにしましょう。