旭川イーグルゴルフセンター

旭川イーグルゴルフセンター


所在地:北海道旭川市
末広8条4丁目

TEL: 0166-53-4919
FAX: 0166-53-4939

打席数:55打席
距離:205ヤード
駐車場:90台


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毎週木曜日更新

第8回 歯を大切に! 

2007.8.23

ツアープレーヤーがプレー中に歯が痛くなったり、噛み合わせが悪いと感じて耳の下を押さえていることがありましたが、皆さんは、歯の問題で悩んだことはありませんか?
歯痛や噛み合わせが悪いことは、頭痛、めまい、耳鳴り、肩凝り、腰痛、神経痛、いびき、歯ぎしり、顎関節症などの原因でもあると言われています。

歯の噛み合わせに深い関わりを持つ“三叉(さんさ)神経”は、眼、上顎、下顎の神経としての役割を果たしており、よく知られている中では、三叉神経が麻痺すると顎が萎縮して閉鎖回転ができなくなり、口が開いたままになるということがあります。
また三叉神経は、脳への影響も大きく、バランスを崩すことによって、自律神経失調症を招くことにもなるのです。
歯の噛み合わせを良くし、咀嚼(そしゃく)運動を十分に行い、脳を活性化させましょう。

皆さんは、歯並びを気にしたことはありますか?
歯並びというとほとんどの人が前歯のことを気にしますが、スポーツをする人にとっては奥歯の噛み合わせがとても大切です。
相手を引っ張るなどの腕力、走る時の脚力や瞬発力などが必要な時に、自然なのか、それとも意識してか60~70%の人が奥歯に力が加わっているようです。
もちろんゴルフのインパクトの瞬間も同様です。
このような時、歯の噛み合わせが悪いと力が半減してしまい、自分の持っているパフォーマンスを最大限に発揮することができません。
人が力いっぱい噛んだ時の奥歯にかかる力は、約60キログラム以上とも、自分の体重と同じくらいの力とも言われています。
スポーツ選手がジャンプする時や、ゴルファーがボールを思いっきり打つ力は、人によって違いはありますが、力いっぱい噛んだ時のおよそ2~3倍の力が奥歯に加わっているとも言われ、歯やその土台となる歯ぐきなどのダメージは大きく、ツアープレーヤーの中にも若い時から歯に問題をかかえていたという人が何人かいたのを記憶しております。
さて皆さんは、ゴルフをプレーする際、歯を保護していますか?
歯を保護するものとしてよく知られているのが、テンプレートやマウスガード(マウスピースともいう)ですが、この2つの装置は、目的が大きく違います。
テンプレートは、顎関節症の治療などのために歯の噛み合わせを高くし、頸椎(けいつい)のバランスを整えるものとして用いられ、ある程度硬さのあるもので作られています。
奥歯を矯正することで、力が発揮することができるようにもなります。
ツアープレーヤーの中でも姿勢の矯正のために使用している人もいます。
マウスガードの一番の目的は、運動時の歯に加わる衝撃の防止です。
一般には衝撃吸収性を発揮するために柔らかいもので作られており、口にフィットさせ、運動時に外れないようにすることが必要です。
そのため、スポーツ用品店などで販売されているような簡易なものは、呼吸時や運動時に外れてしまったり、噛み合わせが合わなかったりするため、あまりお勧めすることができません。
一番のお勧めは、スポーツの知識を持っている歯科医の作るカスタムメイドのマウスガードです。
また、マウスガードを使用すると筋力がアップし、運動時の重心が安定するというデータもありますので、飛距離をアップしたい方やアドレス時どっしりと構えたい方は、一度試してみて下さい。
奥歯の保護だけを目的として作られた、ゴルフ用マウスガードもあります
 
次回更新予定:2007年8月30日

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